2017年5月8日月曜日

地方公務員の実態 その1

公務員って都市伝説的な話が色々あるけど、あれってどこまで真実なのか。

地方自治体勤務経験者が語ります。

その1
〜議会は茶番?質問と回答を役人が作る?〜

ほぼ本当です。
私がいた自治体(結構大きめの政令市)では、議員は、○○についてこんな感じの質問がしたい、という要望を役所側に出します。

担当部署へ割り振られた後に担当者が文面を作成し、上司などの部課長級が確認した後、議員へ提出され、場合によっては修正が入ったりします。

議員によっては結構文面にこだわりがあり、自分で原案を作ったり、役人が作ったものを自分で修正したりする人もいますが、一方で、役人に丸投げして、上がってきたものを読み上げるだけ、という人も少なくありません。

ちなみに、首長側の回答も同じ担当者が作成しますので、担当者としては、自分の作った台本にそって議員と首長(例えば市長や区長)が寸劇を演じているようでなんとも変な気分です。

正直、決まった原稿を読むだけなので、議会は基本的にただの儀式というかセレモニーです。

公の場でやり取りすることで、言ったことに責任を持たせるというのが主目的ですね。

そのためだけに多額のコストをかけてあの儀式をやる意味があるかは個人的には甚だ疑問なのですが。。。

次回以降に続きます。