2018年4月19日木曜日

飽きっぽい僕が三日坊主を克服した方法

「小さな習慣」 を読みました。
小さな習慣
  • 作者: スティーヴン・ガイズ,田口未和
自分は何かに燃えるときは燃えるのですが、結構飽きっぽく、始めて見たけど、やるきがあるのは途中までで、挫折、なんてことがよくありましたが、まさにそういう人向けに書かれた本です。

ダイエット、筋トレ、英語の勉強、何かをやり遂げようとする人の最大の敵は、挫折して途中でやめてしまうこと。

途中でやめてしまうから、投入時間が結局大して伸びず、成果も大して出ないで終わってしまう。

逆に言えば、続ける、っていうのは、投入時間を確保して、何かを成し遂げるための第一歩

継続は力なり、なんて昔の人は言ったけど、まさにその通り。昔の人はえらい。

じゃあ、なぜ続けられないか、つまりは途中でやめてしまうか、というと、

ハードルを上げすぎてしまうから

ハードルを上げる

越えられない

今日はやめよう

挫折や罪悪感などのネガティブな感情

なんかめんどくさい
 ↓
やらなくなる

って具合。

改善のためには、ノルマを厳しく設定しすぎず、どんなに少しでもいいから毎日続ける、もしくは、1日、2日開いちゃっても、罪悪感を感じすぎずに、気軽に再開すること。

不思議なもんで、どんなに少しでも普段から手をつけてると、毎日やるのが当たり前になる。というか、やらないと気持ち悪くなってくる。
やらないと気持ち悪いっていうレベルまでいけば、負荷をあげてもそこで挫折するリスクは格段にすくなくなる。

極端な話をすれば、筋トレを続けたいなら、まずは、1日腕立て3回を欠かさずやる、とか。

この、アホなくらい低い負荷を設定するのがコツ。

そしてできたら自分を褒める。

今日も腕立て3回やった。自分超えらい!

って感じに。

腕立て3回を1か月続けると、ある日、やらない方が気持ち悪く感じるレベルに達する。
このやらないと気持ち悪いっていう感じを作るのが大事。

そこまでいけば、あとは回数を少しづつ増やしていくだけ。

1日20回も苦じゃなくなる。

こうなってしまえば、続けるのは難しくない。

まずは習慣を作ること。

習慣ができれば、負荷が高い作業を続けるのも苦じゃなくなる。


何かを始めるときは気合いが入って高い目標を設定しがち。
でもハードルが高すぎると、手をつけにくくなって、途中で投げ出していまいやすい。
例えば、今日は仕事が忙しくて疲れたから、忙しかったから、今日はいいや、って感じに。
そんな風に1日でもスキップしてしまうくらいなら、初めから負荷を超低くして、毎日続ける習慣をつけた方がいい。

自分の生活に取り入れていくための、具体的な方法論まで書かれていて、とても実用的でした。
何かを継続したいけど、つい途中でやめてしまう人はちらっと見て見てはいかがでしょうか。

小さな習慣
  • 作者: スティーヴン・ガイズ,田口未和