2018年7月10日火曜日

解約し忘れている有料サービスはありませんか?

Twitterで、
「身に覚えのない請求がYahooから来ていた。」
というつぶやきを見て、
「そういえば自分もYahooのクレジットカード持っていたな」
と思い出して、何気に銀行のWeb明細を見てみた。

そしたら、まさかまさか、
「身に覚えのないYahooからの請求」
が来ていた。

金額は500円弱だから大したことはないけど、気持ち悪いのでYahooに連絡してみた。

どうやら、ヤフープレミアムの初月(?)無料のお試しに釣られて契約して、 (使ってないのに)解約し忘れてた様子。

解約し忘れたのは自分の過失なので仕方ないけど、知らず知らずのうちに使ってない固定費を、意図せずして払い続けていたら、と思うとなんか気持ち悪い。

クレジットカードや各種ウェブサービスの、初月(初年度)利用料無料はお得感あるけど、お試ししたまま解約忘れて使ってないのに料金だけ支払い続けることがないようにしたい。

もちろん、料金分の価値があるサービスだと判断して、利用し続ける意思決定をした結果ならそれはそれでいいと思うけど、意図せずして払い続けるのは無駄遣いになってしまう。

自分は海外でカード利用することも多く、それもあってこまめにチェックするようになったけど、日本国内でしか利用しない場合は、全く明細確認していない人多いのではないかと思う。

初月無料で契約して、そのままになっているサービスないですか?
不要なカードやサービスは整理しましょう。

カードの明細、銀行の引き落とし明細チェックしましょう。
最近は、クレジットカードや、銀行のスマホアプリも増えて来て、スマホでぱっと明細を確認できる時代なので、毎月確認することをお勧めいたします。

初月(年度)無料、みたいなサービスをお試しでを利用するときは、料金が発生する日をカレンダーやリマインダー(できれば複数)に記録しておこう。

 

<書評>人生の勝算

「人生の勝算」を読みました。
人生の勝算 (NewsPicks Book)
 
著者の子供時代から、外資系投資銀行に入り、起業に到るまでが書かれています。
全体を通して圧巻だったのが、あらゆるものに対する著者のエネルギーレベルの高さ 。
ある程度成功してしまうと、守りに入りがちになるけど、常にこう言う姿勢を持っていたいなと感じました。

この当たり前のことを、圧倒的なエネルギーを注いで誰よりもやり切る。それがビジネスで成功するために必要なこと
基本的なことにエネルギーを注ぎ続けている人って意外と少ない。みんなどこかで脱落してしまう。だから、圧倒的にやり続けるだけで、他の人と差がついて成功する。
これは、勉強でも、スポーツでもビジネスでも同じだと思う。まずはやること。エネルギーを注ぐこと。質とか効率はそれから。

ビジネスの世界では優れたスキルや高度な情報を持っているだけの人はそれほど重宝されません。なぜなら、競争の激しい業界ほどハードスキルに優れた人はいっぱいいて、往々にして代替可能だからです。
業種にもよるけど、**の資格とか、技術って、同じものを持っている人が沢山いるんですよね。よほど参入障壁の高い技術ならともかく、一定時間を投入して誰もが習得できる技術なら、簡単に代替されてしまう。 それを避けるためには、自分と言う人間性を売るとか、ソフトスキルが大事。

「決めている」ことの強さ
1日のほとんどの時間、仕事に明け暮れる僕の人生と、仕事は必要最低限で効率的にこなしつつ、家族との時間を一番大切にする兄の人生。幸福の価値観は人それぞれですから、どちらが上も下もありません。最も不幸なことは、価値観という自分の船の指針、コンパスを持っていないということ。そして、持たぬが故に、隣の芝生が青く見えてしまうことです。
まず、幸せや価値観は人それぞれ、って言うのを理解するのが第一だと思う。自分の物差しを持って、徹底的にそれに基づいて決断、行動する。他のものさしで測ると、「あいつ、大したことないじゃん」みたいに見られることもあるかと思うけど、自分が幸せなら、それでいい、というスタンスを貫くことが大事。人生に「正解」はないわけで、自分の個別解を明確に持つことが重要だな、改めて思いました。
 生きているとどうしても、周りと自分を比べて、自分が持っていないものを嘆いたりしてしまいがちですが、自分にとって何が大切で、何が大切じゃないか、はっきりとした自分の基準を持ってさえいればブレたり他人を羨んだりはしない。
自分の人生に満足して自分が幸せだと感じる
と言うのが、人間一番の幸せだなと再認識しました。


今(2018年7月10日現在)ならKindle Unlimitedで無料解放中です。


2018年7月1日日曜日

UBERを使ってみたので、メリットとデメリットをまとめます。

ベトナムでUBERとGrab(Uberと同じライドシェア事業者。シンガポール拠点)を利用してみたので、メリット、デメリットをまとめます。

日本だと話題になっているけど実際に使ったことある人少ないと思うので。
なお、UBER、Grab、両社で若干サービスに違いはありますが、同じライドシェアってことで一括します。

利用者のメリット
【コミュニケーション】
- 口頭でピックアップ地点、目的地を説明しなくていい
- 言葉が通じなくてもいい(外国での利用でメリット大)
- スマートフォンのマップ上でピンを落として迎車地、目的地を指定できるので間違いがない。(特に出先では、正確な住所がわからなくても地図でピンを落とせばいいので便利)
【支払い】
- 支払いがキャッシュレス(一応現金での支払いも可能だけど、キャッシュレスでの支払いに割引を適用したりして、ライドシェア事業者はキャッシュレスに持って行こうとしているっぽい)なので楽。カードやアプリにジャージしたプリペイド残高から自動的に引き落とされるので時間がかからない。目的地についたらさっと降りるだけ。
- 領収書が自動で送られてくるし、履歴も見られるので会社で利用する場合も精算がラク
【金額】
- 安い(ただし、需給状況によってはタクシーの方が安くなることも)
- 事前に迎車地点と目的地を指定することで金額が決まるので、ドライバーに遠回りされてぼったくられるとか、運転手が道間違えて時間かかったのに、その分を払わされるとかがない(日本でも道間違えて遠回りしたのにその分を客が支払わされるパターンって結構ありますよね…)。
【サービス】
- ドライバーが親切(運転手さんがみんなレビューを気にするので、あからさまに変なことはしない。お釣り投げるとか、言葉遣い乱暴とか)
- 料金が事前にわかるので、メーターをみながらドキドキしなくていい(タクシーっていくらになるかわからないから利用をためらうっていうのあると思うんですよね。)
【その他使い勝手】
- 国内どこへ行っても同じアプリが使える。タクシーだったら、日本国内でもその土地のタクシー会社を探さなきゃいけない。 

利用者のデメリット
【コミュニケーション】
- たまに地図のGPSがずれる(特にGrab)
- 上記位置情報ずれるとマップ上で迎車位置を特定できず電話をかけてくる運転手さんも。。。
- そうなると、外国語がわからないと面倒なことになることも
(ここは大きな課題。特にGrab。今後の改善に期待)
- 移動開始してから途中で進路変更とか融通は利かせにくい(事前に金額が決まるので)
【支払い】
- 特に無し。
【金額】
- 需要が多い時は高くなる。(例:雨が降った時、通勤時間帯など。)
【サービス】
- たまーに素人っぽい運転手さんも混じってる(基本はレビューで淘汰されるけど)
【その他使い勝手】
- スマートフォンが必要(電池きれていると使えない)
- アプリをダウンロードして、登録して、という一定のリテラシーは必要 

ドライバーのメリット
【乗客探し】
- 乗客を乗せながら次の客がアプリで見つかるので、暇な時間がなく、効率がいい
実際に私が乗車中にも、運転手さんのスマホに通知がきて、運転手さんがスマホを数タップして次のお客さんを見つけていく光景をよく見かけます。お客さん乗せていない空車の状態で闇雲に走り回ったり、タクシー乗り場で行列して長時間待ったりすることと比べると圧倒的に生産性高い。
【支払い】
- 現金の管理が不要。強盗に合うリスクが低い(ただし現金払いも一応は可能)
- 会計のやり取りをしている時間がないのでスムーズ
- 領収書発行しなくていい(利用者にメールで送られてくるので)
【金額】
- 需要が大きい時間帯(通勤時など)は金額もあがるので、そういう時間帯を狙って働くことも可能
【その他】
- 好きな時間帯に働ける
- ドライバー個人へのレビューが蓄積されて行くので、良いサービスをやっていれば報われる
- 外国語ができなくても、外国人をピックアップ、目的地まで送れる。

ドライバーのデメリット
【乗客探し】
- アプリを持っている人しか載せられない
【支払い】
- 特になし
【金額】
- 単価はタクシーより低い?(ドライバーさんの手取りが実際どうなっているのかはわかりません。ただ、運賃はタクシーより安いです。)
【その他】
- スマートフォンが必要(スマホ買うお金ないからタクシー運転手続けてるっていうドライバーさんに会ったことあります。)
- アプリの使い方を覚えないといけない
- サービスが悪いとレビューで淘汰される(逆に頑張れば報われる)


まとめると、
マーケット原理がより働くようになるので、頑張った人と、頑張らない人の差が開く。
ITを利用してロケーションの特定や決済は楽になるけど、ITリテラシーがない人はついていくのが大変。
って感じでしょうか。

現状、私が感じる最大の課題としては、
- アプリの位置情報がたまにずれていて、その結果、運転手さんが迎車位置を確認するために、いちいち電話してくること(乗客は外国語ができないとしんどい)
ですね。これはGrabに特有の問題かも(UBERは位置情報結構正確)。
ライドシェアアプリの付加価値の一つは言語がなくても問題なく利用できるところなので、その付加価値を毀損するのは(外国人利用者にとっては)大きなマイナスです。
あとは、
- ドライバーさんのレビューがみんな良い評価つきすぎて(大体4-5つ星評価がついている)あまり差別化できていない(もしかしたら、悪いドライバーが外されて、いいドライバーだけが回されているだけかもしれないけど)
ところかな。
超サービスよかったドライバーさんには、例外で6をつけられる、とかすると、ドライバー的にもより良いサービスを提供しようというインセンティブが働くと思う。
例えば、英語を話せる人は外国人の乗客のリクエストを優先的に拾えるとか。

あとこれ実際に使ってみて思ったんですが、自動運転とライドシェアってとても相性がいいんですよね。
だって、一言も会話する必要なく、予約から、現地で降りて精算まで済ませることができるので(実際には運ちゃんと世間話しますけど。)。
予約も地図上でピンを落とすので、口頭での説明不要(というか、口頭より正確)だし。
こうなってくるとドライバーが人間である必要一切ないですね。
自動運転+ライドシェアが普及したら、今は各家庭一台自動車保有みたいになったいるのが急速に見直されると思います。

朝起きたら雨だった。会社に行かなきゃいけないけど、駅までは徒歩15分。雨の中歩くのちょっと面倒だなーって時に、家を出る前に、ちょちょっとアプリで予約すると、10分後くらいに家の前に自動運転の自動車が来て、駅まで送ってくれる、

みたいな未来が見えました。

今車持っている人って、普段ちょっとした時に使うからやっぱり所有したい。って人多いと思うけど、こんな風に気軽にカーシェア使えるようになったら、そういうチョイ乗り需要は相当取り込めるんじゃないかと。 


なお、2018年4月に、UBERの東南アジア事業はGrabと合併しています。
そしてUBER, Grab共にソフトバンクが出資しているっていう。
ソフトバンク先見性あり過ぎ。