2017年1月1日日曜日

就職活動は不条理、アンフェアなものである、というのをまずは受け入れよう。

学生時代就職活動していて、何度も感じた違和感がある。

こんな面接なんかで評価できるの?
簡単に嘘つけちゃうじゃん?
口下手っていうだけで優秀な人でも落とされちゃうんじゃないの?
etc.etc...

行き着いた結論の1つは、ちょっと考えれば非常に当たり前のものなんだけど、

採用活動は、アンフェアで、とても不条理なものである、ということ、

何がそんなにダメかというと…

民間の採用面接と資格試験の合否は違うので、そもそも平等に合否を出すこと、が目的じゃない

ということ。


そもそも採用活動は、学生を平等に評価するという目的ではなく、

営利目的の企業の活動の一環として、
経済的に効率的な方法で、
採用された学生の平均値が高くなる、

ように最適化されている。

つまり、優秀な人が落ちちゃったり、本当はダメな人が少しくらい混じっちゃってもしょうがない、

優秀な人を落とさない

のではなく、

あくまで、

ダメすぎる人を取らない
平均値を効率的に高める


というスタンスで行われている(ところが多いと思う)。

これが国が行うような資格試験であれば、受験者を平等に評価することも大切になるけど、営利目的の企業の活動なので、「効率性>平等性」、となる。


なので、採用される側としては、


評価は決してフェアなものでなく、企業側都合で行われている


ということを念頭において、準備する必要があるし、
結果もそういう理解の上で受け止めた方がいい。


別に効率性を重視する採用方法に意を唱える訳ではないけど、
純粋な学生がたまに持つ、

コツコツ自分を高めていけば、面接官はきっちり自分を評価してくれるはず!

みたい考えは、幻想なので、もしそういう発想を持っていたら早々に放棄した方がいいです。

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