そもそも開発コンサルタントと言うのは、途上国の人達ができないことを手助けすることで、途上国を支援するのが仕事なわけなので、相手に何かの支援、指導をできるだけの能力を持っている必要がある。
よく、開発コンサルタントになるには、日本国内で各専門分野の経験を積んで、専門性を高めてから開発業界に入るのが良い、と言われるのはこうした理由から。
各々勉強したり、業務を通して経験を積み、専門性を高めていくのは当たり前。
とは言え、一口に専門性ってい言ってもどうやって客観的に示したらいいか分かりにくいし、勉強って何をやったらいいのか。
開発コンサルタントで仕事を取るための”専門性”という意味では、技術士の資格をとる、と言うのが王道。
なぜ技術士か、と言うと、(主にJICAの)仕事を取る際の入札(競争提案)で、専門性を評価されるメジャーな基準の一つが技術士だから(大学院の博士後期課程の学位と同じ評価点)。
これを持ってるかで仕事を受注できるかが決まる(会社の収益が決まる)ので、コンサルタント会社は社員に技術士の取得を奨励、支援しているところが多いです。
会社によっては資格を持っていると毎月手当が付いたりとか、資格取得にかかる費用を負担してくれたり、などあります。
ちなみに、技術士は一次試験と二次試験があり、一次試験を受かっただけでも技術士補、として登録できます。
一次試験は学生でも少し勉強すれば十分受かる内容なので、開発コンサルタント業界を志望する人は是非受けておくと良いです。
ちなみに、試験は各専門分野ごとに問題が別れている専門科目と、科学的な基礎知識を問う共通科目があります。
過去問は公開されていますので、過去問をベースに、適宜参考書など組み合わせて勉強するのが良いと思います。
結構似た問題が繰り返し出題されるので。
共通の問題の参考書ならこんな感じですね。
過去問は技術士試験を運営して要る日本技術士会のウェブサイトに問題があるので、そちらもご参考に↓
試験・登録情報|公益社団法人 日本技術士会
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