2018年6月24日日曜日

KindleUnlimitedの30日無料体験の読み放題に入っていたので、遅ればせながら
堀江さんの、
すべての教育は「洗脳」である~21世紀の脱・学校論~
を読みました。


ベースにある考えはこれまでの本と一貫してて

自分の頭で考えて決断しよう。
というもので、それを教育という切り口から書いています。

まえがきからなるほどなーと思わされる内容が盛り沢山です。
やり たい こと が あっ たら すぐ に 行動 に 移す し、 やり たく ない こと は 極力 やら ない。 現状 に 不満 が ある のに ひたすら 我慢 する なんて ありえ ない。ただし、 一度 やる と 決め た こと について は 全力 で やり 抜く。 その ため の「 努力」 は 惜しま ない。 この 場合 の 努力 とは、 我慢 とは まったく 別物 だ。 僕 の 言う 努力 とは、 どうしても それ が やり たく て、 誰 に 何 を 言わ れ ても 走り 続ける こと。 足 を 止め ない こと。 つまり「 夢中 に なる こと」 なの だ。   日本 には、 僕 の よう な「 我慢 し ない 人」 を 軽蔑 する 文化 が ある。   そして、「 我慢強い 人」 を 褒め 称える 文化 が ある。   どんなに 不満 が あっ ても、 どんなに 理不尽 な 状況 に 置か れ ても、 それ を 耐え忍ぶ こと を 美徳 と し、 耐え しのい だ 先 に こそ「 成功」 が 待っ て いる かの よう な 言説 が まかり通っ て いる。 ほとんど マインド コントロール に 近い 不条理 な この 呪い が、 この 国 全体 を 覆っ て いる。
<堀江 貴文. すべての教育は「洗脳」である~21世紀の脱・学校論~ (光文社新書)>
 確かに、日本では、嫌なことに耐えることにエネルギーを注ぐことと、自分のやりたいことにエネルギーを注ぐこと、をまとめて、頑張ること、としてしまっている気がします。
本来であれば、全く異質で、切り離して語られるべきものが、こうして(恣意的に?)ごっちゃで語られているのは、我慢させる側に都合のいいように世論や社会的な価値観をコントロールしようとロジックが組まれてきたのではないか?と勘ぐってしまいます。

そして 99% の 我慢 は、 ただ の 思考 停止 に すぎ ない。   一方、 投資 の 本質 は 先読み だ。 自分 が 何 を 求め、 どんな 社会 で どう 生き たい のか 考え抜く こと が 求め られる。
<堀江 貴文. すべての教育は「洗脳」である~21世紀の脱・学校論~ >
我慢って美徳とされていますが、要するに考えることをやめているだけなんですよね。もちろん、本当に我慢するしか選択肢がなかったり、自分で考えた結果、ここは我慢するぞ!と考え、決断した結果する我慢はいいのですが、とにかく我慢だ根性だ!みたいな精神論(特に、それを自分だけでなく他人に押し付けること)は、考え、改善して次のステップに上がっていくことを阻害していると感じます。

三つ の「 タグ」 で 自分 の 価値 を 上げよ!
自分という人間の市場価値を上げるにはどういう着眼点を持ったらいいか、という話。
確かに、市場価値を上げろ上げろという話はよく聞くけど、じゃあどうしたらいいの?に対して明確に答えている本はあまりないように感じます。
読んでしまうと当たり前のことなんですが、言語化されたものを読むことで、すっと腹落ちしました。


全体的になんとなく知っていたこと、やっていたことが多かったのですが、言語化されて整理されているので、自分の頭の整理になりました。

結構ビジネス書を読んでいる人は目次だけ見て気になったところだけ拾い読みする、とかでも、ちょっとした発見を得られると思います。


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