- 食品メーカーがロビー活動で、政府に圧力をかけて法律や政策を(消費者の健康を軽視して)自分達に都合よくコントロールしてきたか
- 人の味覚をいかに効率的に刺激して消費者にもっと食べたい、と思わせるか
- 本当は体に悪いものを体に良いと思わせるマーケティング戦略
などなど。食品業界の歴史や裏側が満載です。
消費者が食品に対関する広告や、製品それ自体を評価する際に、こうした裏側を知っていることは、体に悪い食品を避ける上で、大きな助けになると感じました。
人間が食品の良し悪しを判断する際には、味覚、嗅覚などを活用しますし、体に悪いもの、悪いものを判断できるように進化して来ています。
一方で、このような進化のスピードは現代の食品化学の発達する速さに比べるとゆっくりです。
その結果、食品化学の進歩は人間の感覚を追い抜いてしまっており、長い時間をかけて進化してきた人間の味覚や五感をだますせるような、偽の食品、
つまり、化学物質で味覚を刺激して美味しいと錯覚させるような食品、本当は体に悪いのにいいように錯覚させる食品、を作ることもできるようになってしまっています。
もちろん、食品化学の進歩による恩恵の方が全体でみれば大きいのでしょうが、その技術がこう言う使われ方もしていることは知って置くべきかな、と思います。
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